兵庫県姫路市で、0歳の腰すわり赤ちゃんから小学生までの親子英語教室を開催しているPeas and Carrots PlayroomのスタッフHirokoです!
前回キッザニア甲子園のEAPプログラムに参加した後、EnglishWednesdayに参加してきました。
結論から言うと、EAPのが断然良いですね!
殆どのアクティビティが英語になる水曜日は、キッザニアの街に英語が溢れる日と書いてあるのですが、『今日英語の日って言うてたけど日本語の日やったな!』という感想を子供達が言うほど、日本語が溢れていました・・・
まぁ、そうだよね!お仕事に必要な単語も分からない日本の日本人が参加するのだから。そして目的は英語ではなく【子供達が色々なお仕事をする】場所がキッザニアだから。英会話の完成度を求めるのではないって書いてありますし。
少し英語に慣れていて
英語でのアウトプットを求めていくならEAPがオススメです。
EnglishWednesday、英語初心者の子供達でも楽しめるようにとの配慮だからかな?と思いましたが、それよりも問題なのはスタッフの方の話す日本語のような英語です。カタカナ英語って言えばいいのかなぁ?日本語訛りの英語とかそういうレベルではない、本来の英語ではないほぼ日本語に聴こえる英語・・・(笑)
ネイティブスピーカーとバイリンガルのスタッフが付き添ってくれるEAPと大きく違うのは英語力はもちろんの事、その英語の発音。
子供達が最初に選んだアクティビティのスタッフさんが話す日本語のような英語にとにかく驚きが隠せなかったです。英語が苦手な私でさえも英語のリズムじゃない英文で、単語を1つずつ言っているだけに聞こえてきて、全く文章で聞き取れない程。
後ろでじーっと説明を聞いていて段々と、
子供達が英語が分からないと思ってこんな話し方なのかな?バカにされてるのかしら?とさえ思えてきたのです。
モヤモヤに耐え切れず、私はスタッフさんに声をかけてしまいました。
私:『英語、理解しているので普通に喋ってもらえませんか?』
ス:『あ、ウっス!』
とここでスタッフさんはマイクの電源を切りました(笑)
その後特段発音に変化があるわけでもなく、これがその人のスペックなんだな、と分かりました。ついでに言うと子供達は楽しそうではなかった(笑)子供の扱いに慣れていないというか、緊張している子供や不安な子供に対する対処の仕方を持ち合わせていない人だったので、まぁバイトにそこまで求めても仕方ないな~とも思いますが・・・とにかく子供達への対応もモヤモヤしすぎて息苦しかったです。
最後までお仕事をこなした子供達が『何言ってるか分からんかったわ!』と言うほどの英語でした(苦笑)
子供達も普段から英語のリズム、英語本来のフレーズで会話を学んでいるのでかなり戸惑った様子でした。
英語のリズムってめっちゃ大切なんやな・・・ともの凄く実感した瞬間でした。
と、この愚痴(指摘?感想?)をTwitterで呟いたところ、英語関係のお仕事をされている方々から「キッザニアの水曜日はちょっと残念だよ」とコメントいただきました(笑)リサーチ不足でした。
子供の英語教育に一生懸命になるばかりに、親としてバイトスタッフにまで英語力を求めてしまうのもダメなのかもしれませんが、『EnglishWednesday』と謳い文句を付けて入場料取っているなら、せめて英語に近い英語、日本語訛りの英語をスタッフにも話してもらえるようにして欲しい・・・と思いました(泣)
私が英語を子育てに取り入れていなかったらこんな事も思わなかったのでしょうが、ありがたいことに普段からたくさんの英語の先生方の発音に触れているので耳が英語に慣れてきたのでそう感じるのでしょう。次に水曜日キッザニアに行くなら目的は英語ではないと意識して行くようにします(苦笑)
でも、多様性を受け入れるという意味ではいい経験になったと思います。
これは小学校の英語教育にも繋がるのですが、英語の発音がどういう作りで出来ているのかを知らずに、とりあえず文字を見て耳で聞いて覚えた英語の文章を日本語のリズムのまま読んでいると相手に全く伝わらない英語になります。どうしてもローマ字読みをしてしまうから。
それを『一生懸命英語を話していれば伝わるから、日本語英語のままでいい』という極論を子供達に教えるのはちょっと違うかなぁと思います。私はね。これは日本語訛りの英語とは違うと思います。
そういうことを口にするのは、一通りやってみてからだと思うんですが…
私自身そういう考えの先生には教わりたくないので、学びの目的ははっきりと設定して先生を選びます。誰でもいいとか大手の企業だからとか宣伝が多いからいい先生がいるとか外国人が教えてくれるからという基準で選んではいけないですね。本当に。
でも小学生になると担任の先生は選べません。一年間その先生のカラーで授業が進むので、ん?と思う事があっても親はどうしようもないです。
だからこそ、小学生になる前の未就園児の時、親子で一緒にいられるうちに、英語の学習の本当の土台となる『英語本来のリズムを知る』ことが大切なんだと思います。
日本語のリズムと英語のリズムの違いをママが知っておくことで、英語を聞いたり話したりするための土台となるのだから、幼児期の英語教育のアプローチとして最初にするべきはこれだと確信を持って言えます。
キッザニア甲子園の水曜日を経験してみて分かったのは、とにかく『日本語のリズムのまま英語を話しては伝わらない』という事。
だからピーキャロのレッスンには存在価値があり、ここを通過してから英会話スクールに行って英語のお勉強を続けて欲しいと思います。